基礎的知識と同時並行で進めていることもあり、なかなか本を読み進められていません…。
ちなみに、私が選んでいたのはこちらの本。「スッキリわかるJava入門」。
のーんびり読み進めて、ようやく第2章まで読み終えました。
そして、人生で初めてJavaプログラムなるものを書いてみました!
…と言ったら、いきなりすごいことをしたように聞こえますが、かなり簡単なコードです(笑)。
その時に使った、Javaクラウドサービスの使い方について紹介します。
Javaの難点を解決するdokojava
以前の記事で、Javaのメリット・デメリットを紹介しました。
その中でも紹介したように、一番のデメリットは「環境設定の難しさ」です。
Java言語で入力したソースコードは、実行結果として示すまでに、下図のような経路を通ります。
つまり、Javaを実行するためには、「コンパイラ」と「インタプリタ」を自分のPCにインストールしなくてはならないのです。
これらは「JDK (Java SE Development Kit)」と呼ばれるパッケージとして、Oracle社のサイト(https://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html)から無料ダウンロードできます。
ですが、このダウンロードとセットアップがなかなか煩雑で、初心者では心折れることも多々あるとか…。
その辛い作業を、とりあえず一旦すっ飛ばしてみよう!というのが、dokojavaなのです。
dokojavaは、参考書「スッキリわかるJava入門」の著者の方が開発されたクラウドサービスです。
インストール等の作業は必要なく、Webサイト上(https://dokojava.jp/pc/index.html)で自由に使用できます。
dokojavaがコンパイラとインタプリタの代わりになるため、ソースコードを入力すれば、画面上に結果が表示される仕組みです。
煩雑な作業を一旦保留して、ソースコードで動かす実感を得られるため、初心者にとってはプログラミングの楽しみを味わえる良いシステムですね。
早速、dokojavaでプログラミング体験
参考書を読むだけでは飽きてくるので、dokojavaを使ってコーディングしてみることに。
やっぱり座学だけじゃ物足りない。
実践あるのみ。
プログラマーが必ず最初に通る道とされる、「Hello World」の表示から。
ユーザー登録していないと、実行時に画像認証が必要です。
ユーザー登録は右上の歯車マークから簡単にできるみたいなので、頻繁に使う方は登録しておくと煩わしくないかも。
今回は、とりあえず登録なしでやってみました。
dokojavaの初めの画面にデフォルトでソースコードが入力されています。
自分でやった感が欲しいので(笑)、一旦全部消して、自分の手で書いてみます。
ソースコードを入力し、「実行」を押すと…
おおぉ。出ました。
実は、初めはソースコード入力を一部間違えていて、エラーが出ました(笑)。
書き間違いがあると、こんな風に右側に、コンパイルできなかった部分が表示されます。
少しでも間違えると、コンピュータは動いてくれないということを実感。
今度は、すこし文章を変えてみました。
文章を変えれば、好きな文章を表示できます。
式を入力すれば、ちょっとした計算なんかもできますね。
やっぱり実践って楽しい!
勉強していったら、もっと色んなことが出来るのかとワクワクしました。
初めてのコーディング体験には、dokojavaはおすすめ
特に煩雑な作業もなく、自分で動かしている感覚を味わえて楽しかったです。
Javaプログラムのとっかかりには、dokojavaのシステムは良いなぁと感じました。
ただ、煩雑な作業をすっ飛ばした分、感動が少し薄かった感は否めません。
また、dokojavaでできるのはいわゆる「コーディング体験」です。
ゆくゆくは、JDKを自らインストール・セットアップする必要が出てきます。
その時に改めて、dokojavaのありがたさを実感するのかもしれませんね。
とりあえず、初心者の私にとっては、自分のコーディングを確認できる良いサービスだと思いました。
簡単なコーディングをdokojavaで実践しながら、読み進めていこうと思います。